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11月14日(土)より、
ヒューマントラストシネマ渋谷、
11月28日(土)より、新宿バルト9にてロードショー!
父は蒸発し、精神を病んだ母は長期入院中で、満足に食事もできない苦しい生活を強いられる少年の姿を描いた衝撃作『ワカラナイ』。これまでも数々の作品を世界に送り出してきた巨匠、小林政広監督の最新作として、ロカルノ国際映画祭をはじめ各国映画祭コンペティション部門に正式出品されている。そんな本作で主演を務めた新人俳優、小林優斗に話を聞いた。
タナダユキ監督作『俺たちに明日はないッス』で役者デビューを果たし、2作目にして初主演という大抜擢をされた小林優斗。演技の世界に飛び込んだばかりの彼に、本作の撮影に入る前、小林監督が“ヒント”をくれたという。「『お前が演じる亮は、食べるだけ食べ、毎日風呂に入ってると思ってるのか』と叱られて。あれは堪えました。確かにそうだと思って、それからは撮影以外で食べ物を口にしないようにしました」と、育ち盛りの彼にとっては厳しい修行のような現場だったことを語ってくれた。
さらに小林には、1人だけ別の宿を与えられ、そこから1人で現場まで通勤し、現場でもほかのキャストとの関わりを絶たれたという。「撮影中はとにかく寂しくて(笑)。撮影が終わったあと、“誰かと喋れる”っていうのと“ご飯が食べれる”っていうのは本当に幸せなんだ!
って思いました」と素直な言葉で当時を振り返り、変に背伸びすることない、等身大の無邪気な姿をうかがわせていた。
また、先日行われたロカルノ映画祭では、人生初の舞台挨拶を経験したという。「舞台挨拶はかなり緊張しました。緊張しすぎて上手く喋れなくて、(観客から)亮と同じように静かな性格だって思われたかも(笑)」と、照れくさそうに苦笑い。「お客さんが泣いているとか拍手をおくってくれているというのを舞台袖で聞いて、やっぱりすごく嬉しかったですね」と、当時のことを思い返して、いよいよ日本公開を目前に控える今、感慨深い表情を見せてくれた。
ほんとうに素直で良い子だなぁと、強く強く思わされました。役者としても人間としても、今が伸び盛りの小林くん。その持ち前の素直さでたくさんのことを吸収して、ぐんぐん成長していってくれるんだろうなと思うと、今からそのたくましい姿を見させてもらえる日が、ものすごく楽しみになりました。(金谷)
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