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8月28日(土)より、
全国ロードショー!
紆余曲折を経て、新たに芸能活動を開始した小向美奈子。団鬼六による、官能小説の金字塔的同名小説を、時代や舞台も新たに設定して描いた『花と蛇3』で、過酷な撮影に体当たりで挑んだ心境を聞いた。
■映画人たちに囲まれて実感した気持ち。
Q:大御所俳優の火野正平さんと共演された感想はいかがですか?
小向美奈子:いろいろなことを聞けるのが嬉しかったですね。1番最初に火野さんとお会いしたのが“放尿シーン”。(火野さんが)喋らないので、どう絡んでいいのか分からなくて、最初は怖くて……。でも、「シャイなんだ、俺」と言ってくださって、打ち解けられました(笑)。
Q:成田裕介監督とのお仕事はどうでしたか?
小向美奈子:監督には、「台本なんて、あってないようなもん。その時の気持ちだよ」という名言があって(笑)。緊縛中に意識がもうろうとしてきて、台詞が出てこなかったんです。撮影が終わった後、そのことを監督に伝えたら、監督が「その状況になってみなきゃ、(役の気持ちなんて)分からないからな、人は」と。そのとき、監督は“リアル”を求めている、独自の感性を持っているんだと思いました。
■話題の“緊縛”を、ぶっちゃけ告白!
Q:縛られることに抵抗はなかったですか?
小向美奈子:いろいろなことに挑戦したいというか、好奇心で縛られてみたいという気持ちはありました。だから、最初は「楽しい!」というところから入ったんですけど、吊るされてるときは「やばい、ちぎれる!」と思いました(笑)。撮影に入ると(縛られる時間が)長いので、すごくつらかったですね。でも、縛るのは緊縛師というプロの方なので、気に掛けてくれたり、相談しあいながら、やってくれました。
Q:お気に入りの緊縛ポーズはどれでしょう?
小向美奈子:痛いのは、“地獄吊り”。(ほぼ逆さ吊りなので)頭に血がのぼるし、下ろしたり上げたりなので、縄で足が絞まってくるんです。衣装を付けて縛ると、後ろ向きのときとかは、特に重いと感じるし、(縛っている場所とは)違うところが布で絞まってきたりして、少しの刺激も“痛み”になるので、まさに“地獄”でしたね。逆に気持ち良かったのは、安定感があって、1番痛くなかった“芋虫転がし”です(笑)。
■静子の注目すべき点。
Q:同性として、静子の行動はどう思いますか?
小向美奈子:連れ去られたり、縛られたり、そんな状況はないとは思いますけど(笑)、“ノー”と言えないまま、どんどん追い込まれていく静子の状況は、ソフトな感じで実感できます。
Q:静子の1番の見どころはどこだと思いますか?
小向美奈子:(緊縛を)解き放たれた瞬間の静子の表情ですね。追い込まれ続けて、やっと下ろしてもらったとき、“女”になっているんです。それから、いろいろと開花したあとで生け花をしているとき。心から笑っている表情を見れるんですけど、そのとき“女”に変わっていく静子を見て欲しいと思いますね。
映画で見せた淑やかな雰囲気とは一変して、1つひとつの質問に、クルクルと表情を変えて明るく答えてくれた小向さん。そんな元気いっぱいな彼女に今後の展望を聞くと、「基本は踊り子。でも、やれることは何でも挑戦したい」そう。様々な経験を経て、新たなステージにまい進しようとしている小向さんのパワーに触れることができて、元気をもらえた気がしました。(西田)
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