3月7日(土)に、渋谷シアターTSUTAYAにて『オンナゴコロ』の初日舞台挨拶が行われ、キャストの前田綾花、大浦龍宇一、保坂尚希と、監督の松田礼人が登場した。
本作は、人生にスリルを求めるあまり、危険なダーツゲームへと身を投じていく女性を描いたヒューマンドラマ。刺激の足りない毎日を過ごすなかで、少しずつ心に傷をつくり、感情をうちに閉じこめてしまった女性が、生きる意味を貪欲に探し求めていく姿を繊細に描き出している。
当日MCを務めたのは、本作にも出演している安藤亮二。慣れないMCに戸惑い、監督の名前を間違えるという痛恨のミスをしでかしてしまい、保坂から「観客の皆さんに少し待って頂いて、(安藤の登場シーンを)切りましょうか」と、強烈なブラックジョークを繰り出され、一瞬にしてたじたじに。穏やかに笑う監督とは裏腹に、恰好の獲物でも得たかのように、すかさず食らいついた保坂と、されるがままの安藤のまるでコントのようなやりとりに、本作のしっとりとした雰囲気をかき消すほどの大爆笑が巻き起こった。
その後も「安藤くん、進行表読み過ぎ(笑)」など、ドS全開な保坂からのツッコミが入りつつも、すっかりいじられキャラが定着した安藤のMCで舞台挨拶は何とか進行。安藤の一生懸命さが会場にも伝わったようで、事態を見守っていた前田、大浦、そして観客から、笑いとともに応援の言葉が飛び交い、会場には一体感が。愛のこもった(?!)ツッコミを連発していた保坂も、監督自身からの連絡により、本作へ出演することになったことを振り返って「ガキの頃からの付き合いがある松田監督が、映画を撮るっていうからすごく嬉しかったです。即、『何が何でも出ます!』と答えました」と、しみじみと語り、監督との15年にもおよぶ付き合いが、こうしたかたちで功を成したことに晴れがましい表情を浮かべ、会場に暖かい雰囲気を作り上げていた。
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