ダンサー・振付師・監督・女優などエンターテイナーとして世界を舞台に活躍するブランカ・リ。本作『コード』では、明朗なフラメンコ講師・マヌエラの、心の内に秘めた明暗を、繊細かつゴージャスに演じている。今回、フランス映画祭2009で来日を果たした彼女に話を聞いた。
本作は、『モンテーニュ通りのカフェ』のダニエル・トンプソンが手がけるラブコメディ。職業も性格もバラバラな、実に個性的なカップルたちの複雑な恋模様を、ユーモアたっぷりに描いている。先日開催されたフランス映画祭2009では、観客賞を受賞した話題作だ。
ガンに侵されながらもダンサーとして自分の店をかまえる夢に向かって生きる、輝かしい女性に、体当たりで挑んだリ。マヌエラというキャラクターについて、「ダンサーとしてのマヌエラは、私自身もダンサーであるので潜在的にとても演じやすかったんです。けれど、ガンに立ち向かう部分は、私の実生活にはない面だったので最も難しかったですね。でも、どんな困難な状況にあっても、自分の夢や希望に対してポジティブなマヌエラが、私はとても気に入りました」と、思い起こしてくれた。
さらに、監督のダニエル・トンプソンとの仕事については、「彼女はシナリオの段階で非常に入念に作業する監督なので、現場での俳優に対する指示がとても的確でした。それに、フィールドは若干異なりますが、同じクリエイティヴな世界に生きる女性として、お互い良い刺激が得られました」と振り返り、クリエイターとしての素顔も覗かせてくれた。
そんなブランカ・リといえば、気になるのはその完璧なプロポーション。どうやったら、そんな羨ましいスタイルが保てるのかと訊ねれば、「幼いころから毎日欠かさずダンスをしているからかしらね」と、照れ笑いが返ってきた。また、日本の“アラフォー”という言葉を気に入った様子で、「フランスでは40代なんて言ったらもうおばあちゃんみたいなものなんですよ(笑)でも私は40代こそ、恋や仕事、家庭において、最も充実した、楽しい日々をおくれる時だと思います」と、フランスを代表する、“憧れのアラフォー”の凛々しい笑顔を見せてくれた。
コメント