西原理恵子の同名絵本を映画化した不思議なハートウォーミング・ラブストーリー『いけちゃんとぼく』。本作で、主人公ヨシオを優しく見守る不思議な生き物“いけちゃん”を演じる蒼井優が、役柄に対する思いを聞かせてくれた。
人物ではない、いけちゃん役の声優オファーを受けて、「人じゃない声を演じるのは初めて。最初は”いけちゃん”のビジュアルや、実写映画になるということにもすごく驚いたけれど、とても光栄なことだし、すぐにやりたいと思った」と、驚きながらも喜びを感じたという蒼井。
しかし、作品への期待と意気込みを感じる反面、声をあてる際は難しさを実感したという。「いけちゃんはヨシオにしか見えない存在で、いけちゃんとヨシオの距離感で正しい声のボリュームで会話をする時と、2人の距離は遠いけれど心の中で会話をしている時のバランスが難しかった。2つの距離感を経験できたのも、とても面白かったです」と、本作では役者としても、初体験に胸を躍らせた様子。
そんな蒼井だが、実は恋愛ものやファンタジー作品が苦手。ところが、本作に出会ったことで心境に変化が起こったのだとか。「いけちゃんはラブストーリーだけれど、素直に素敵な話だなって思いました。夢もあるし、子供にも見てほしいけど、女性に一番見てほしい。恋愛を経験した女性の心に届くと思う。本当にすてきな恋愛、すごく深い愛を描いた作品だと思います」と心から同性の観客に本作を届けたいことを訴えた。
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