1月23日(土)、有楽町スバル座で『手のひらの幸せ』の初日舞台挨拶が行われ、原作者の布施明、監督の加藤雄大、出演者の浅利陽介、河合龍之介、村田雄浩、生稲晃子、永島敏行、小川光樹、西須隼太が登壇した。
本作は、歌手としても活躍する布施明が、コンサート中に朗読する童話を映画化した感動作。昭和30~40年代を舞台に、両親を早くに失い、出稼ぎに出た父親の帰りを待つ2人の兄弟が、離れ離れになりながらも、健気に成長する姿を描いている。
本作の舞台となった昭和30~40年代が、生まれる遥か前である浅利陽介は「僕にとっては、ほとんど知らない世界だったので、どういうものなのかなと、父親母親やネットでどんな事件があったのかと調べて、頭の中で膨らませました」と、本作の演技への姿勢を披露。
また、昭和43年生まれの生稲晃子は、タッチの差で舞台の時代を知らないものの、当時の母親の姿が自身が演じる“母親像”の参考になると考えそうで「母は他界してしまったので、思い起こすことしかできなかったのですが、いつも動いているイメージがありました。見えていなくても、音で“お母さんがいる”と感じていたので、それを真似して動きに取り入れてみました」と、熱い想いを込めて、本作の演技に臨んでいたことを語った。
一方、昭和31年生まれの永島敏行は、役柄の同時代である高度経済成長期を体験しているそうで「当時の大人たちは、明日を夢見て、子供達にちょっとでも良い生活をさせようと非常に頑張っていた。あの時代があって、先人たちの頑張りがあって、今があるということを、改めて気付かされた」と、当時の“働くお父さんたち”を多く、間近に見ていたからこその言葉を熱く語る姿に、観客からは盛大な拍手が送られていた。
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