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俳優からの意外な申し出に期待の新星、真利子哲也監督もビックリ!『イエローキッド』

場面写真東京藝術大学大学院の修了制作作品として、わずか200万円の製作費と2週間の撮影期間で作られた『イエローキッド』。新しい才能の発掘プロジェクト「New Director/New Cinema 2010」の第1回作品に選出され、本作で劇場長編映画デビューを果たした真利子哲也監督に話を聞いた。

本作は、ボクサーを目指す青年が1人の漫画家と出会い、彼の描くヒーローのモデルになったことから繰り広げられる人間模様を描いた意欲作。ボクサー志望の青年を『クローズZERO』でデビューした遠藤要が演じ、漫画家を、舞台やテレビで活躍する岩瀬亮が務めている。

 

大学院の卒業制作とはいえ、ただ製作費と撮る機会があるという状況に、初めは戸惑ったという真利子哲也監督。「どういったモチベーションで撮るべきかわからず、結構悩んだ」そうだが、結果的には劇場での上映が決まり「劇場で映すことを意識して撮りました」と、気持ちを新たにして撮影に臨んだそう。

 

また、『クローズZERO』で端役デビューだった遠藤要をボクサー役に大抜擢した経緯には、紆余曲折があったようで「彼を『クローズZERO』で見て気に入り、榎本という役でオファーしましたが、会ってみると彼からボクサー役をやりたいと言われたんです」と意外な申し出があったことを明かしてくれた。さらに遠藤要と実際に話してみると、それまでとは違う印象を受けたそうで、「凄く礼儀正しく、話も聞いてくれる役者さんなので、ボクサー役の弱いところもできると思い、遠藤さんにボクサー役を依頼しました」と、その申し出を快諾した経緯も語ってくれた。

 

一方、ボクシング・漫画など、映画に関する言葉を聞くだけでは、男性向きの映画かと思われがちだが「強い色、原色などカラフルに色々と使って、漫画の世界のコマの中までこだわっているので、とにかく色に関しては男女共通で面白く見てくれると思います」と女性に向けて語ったほか、「小道具も面白がって作ったので、そういう所も伝わればいいです」と見どころも明かした。

 

『イエローキッド』

監督・脚本:真利子哲也
出演:遠藤要、岩瀬亮、町田マリー、波岡一喜、玉井英棋ほか
配給:ユーロスペース
公式サイト:http://www.yellow-kid.jp/

 

1月30日(土)より、ユーロスペースにてロードショー!

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