1月30日(土)、丸の内ピカデリーにて『おとうと』の初日舞台挨拶が行われ、出演者の吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮、石田ゆり子、小林稔侍、監督の山田洋次が登壇した。
本作は、山田洋次監督が10年ぶりに現代劇に挑んだ人間ドラマ。迷惑を掛けてばかりいる弟と、弟の尻拭いをし続けてきた気の優しい姉を取り巻く家族の姿を描いている。
本作を初め、数々の作品をベルリン映画祭に出品してきた山田洋次監督。その功績が称えられ、今回特別功労賞(ベルリーナ・カメラ)を受賞することが発表された。これを受けて山田監督は「本作は、市川昆監督の『おとうと』がヒントになっている。奇しくも、市川監督が受賞したこの賞を、十何年か振りに僕がとることができた。生きていらしたら、市川監督の所に行って報告がしたい」と、市川監督への感謝の念を切々とコメント。さらに、「僕の映画を見てくれた観客だけでなく、スタッフや俳優の皆さんに感謝しつつ、皆さんの代表として受け取りたい」と、映画に携わる全ての人への感謝を述べ、観客、登壇者から、会場も割れんばかりの惜しみない拍手が贈られた。
一方、山田監督の受賞を受けて、吉永小百合は「何て言っていいのか分からないくらい興奮しています。ベルリン映画祭に私もお供して、監督の喜びを受け止めたいと思います」と、涙も流さんばかりの勢いで喜びを露わに。だが、吉永の喜びはそれだけに留まらず、実は山田洋次監督を“胴上げ”したがったことが笑福亭鶴瓶の口から明かされ、会場全体が驚きに包まれた。そこですかさず笑福亭鶴瓶が「ダメやけどな」と絶妙のタイミングでツッコミを入れ、一瞬にして驚きから笑いに変わった会場には最後まで温かい空気が流れていた。










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レポート - 舞台挨拶
掲載日時:2010-02-02 21:47
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