3月23日(火)、日本外国特派員協会にて『カケラ』の記者会見が行われ、監督の安藤モモ子が登壇した。
本作は、桜沢エリカのコミック「ラブ・ヴァイブス」を、奥田瑛二を父に持つ安藤モモ子が初監督したガールズムービー。揺れ動く女の子の気持ちを鋭く捉え、繊細かつ大胆に描き、すでに、ロンドン、パリ、ストックホルムの映画祭で上映され高い評価を受けている。
高校、大学と、留学したロンドンで過ごし、英語が堪能な安藤モモ子監督は、海外の記者が集まったこの日を会見にすべて英語で対応。「本当に素晴らしい映画だった。お父さんより才能があるのに、映画監督を目指すのがどうしてこんなに遅くなってしまったのか?」という、熱のこもった質問が投げかけられると、「オー・マイ・ゴッド!」と思わず頭を抱えて笑顔を見せ、会場の笑いを誘った。
さらに、「主人公2人のセックスシーンを描かなかったのはなぜ」という問いには、「この映画はあらゆる人に開かれた映画として作りたかったし、直接的に描くより観客の想像力に働きかけたかったんです」と回答し、映画をより多くの人に見てほしいという思いを垣間見せた。そんな安藤モモ子監督だが、会見の最後には「実は私の祖母が、“結婚費用に”と遺してくれたお金をこの映画に全部注ぎ込んだんです。だから私は映画と結婚したようなもの」と告白。映画づくりへの情熱が伝わった記者たちから、温かい拍手が送られていた。



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