7月10日(土)、丸の内TOEIにて『必死剣鳥刺し』の初日舞台挨拶が行われ、出演者の豊川悦司、池脇千鶴、村上淳、主題歌を担当したalanが登壇した。
本作は、藤沢周平の全17話から成る「隠し剣シリーズ」の中でも傑作と名高い同名作を映像化した時代劇。政治にまで影響を及ぼす殿の妾を、必死の覚悟で殺害したのも束の間、生きながらえることを余儀なくさせられた男の姿を描いている。
題名にもなっている、“必死剣”を使った決闘シーンが見どころの本作ゆえ、緊張が高じて“アクティング・ハイ”になったという豊川悦司。そんなアクションシーンの撮影時の感想を聞かれると「殺陣はリハーサル含めて1週間くらいかかりましたし、激しいシーンだったので、『早く終わんねぇかな』と思いました」と、クールなイメージの強い豊川悦司から発せられたとは思えない、ぶっちゃけたコメントを披露。まさかの発言に、豊川の隣にいた池脇千鶴は困惑気味の表情を浮かべたが、豊川の意外な一面を垣間見ることができた観客は思わず大爆笑となった。
一方、気苦労が絶えない撮影だったという豊川とは対照的に、「気持ち良かったですよ」と語った村上淳。なんでも、殿役で出演したことから、領地の官僚侍が勢揃いするシーンで「皆がお辞儀をするのが(見ていて)気持ちよかった。だから、台詞にないんですけど『おお、くるしゅうない』って言っちゃいました」と、製作秘話を披露した。しかしながら、豊川悦司が熱演した大殺陣のシーンでは、出演者がほぼ勢揃いすることから、待ち時間が非常に長かったらしく「豊川さんじゃないけど『早く終わんねぇかな』とね」と、緊迫したシーンの裏での影の努力を語り、観客の笑いを誘っていた。





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