8月28日(土)、新宿バルト9にて『東京島』の初日舞台挨拶が行われ、キャストの木村多江、窪塚洋介、福士誠治、監督の篠崎誠が登壇した。
本作は、『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した木村多江が、流れ着いた島でたった1人の女性として、23人の男たちを翻弄していく様子を描いている。
手付かずの自然に囲まれた沖永良部島や徳之島で撮影が行われた本作。篠崎誠監督いわく「自然も共演者」と語るほど、圧倒的な存在感を放つ大自然を相手に撮影をこなした窪塚洋介は、「自然との距離感が近くて、東京にいるときには感じられないほど、自然に敏感になれた」と撮影時を振り返り、窪塚ふんするワタナベが歌を口ずさむ印象的なシーンについても、「台本には無かったんですけどね。インスピレーションを貰えたのは、自然のおかげです」と、自然の偉大さに感謝していた。
そんな窪塚に反し、大自然の中でストレスが溜まりっぱなしだったという木村多江は、「現場に車で着いて『アチラです』って示される場所が遠くて、ロープやはしごを降りたり登ったり。トイレもまた遠くて、20分くらいかかるところにあったりしまして」と、女性には過酷な撮影だったと説明。また、役柄上、窪塚に罵倒されてばかりいたために苛立ちが募っていたことも明かしたが、あまりのぶっちゃけぶりに、横で聞いていた福士誠治が思わず「(窪塚本人が)横にいるけど大丈夫?」と心配する一幕も。するとすかさず、窪塚が「(木村からビンタされるシーンでは、)リハーサルもビンタされました」と暴露。会場は驚きに包まれたが、そのことについてはすでに和解済みなのか「つい頭にきて叩いちゃいました」と笑顔で語る木村に、観客も笑みを漏らしていた。






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